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4月15日。 晴れ。
俺はとある市内の公立高校へと入学した。
理由は簡単。そこが近いからだ。
午前7時。小鳥の囀りとともに起床。
一軒家である我が家の二階、つまりここが自分の部屋だ。
そこからでて一階にあるリビングへと歩み寄る。
「おはよう咲」
一階に行くと少しばかり老けた用に見える女性、つまり俺の母親だ。
その母親の声が俺にむけられた。
軽い挨拶をかわし席に座る。
出された朝御飯を眺める。
「いただきます。」
ご飯にたいし感謝の気持ちをこめご飯にありついた。
それからまた部屋に戻り制服に着替える。
俺が通う高校はブレザーであるためネクタイもきっちりとしめる。
「行ってきます。」
出掛ける言葉をかわし俺は外に出た。
これからまたなにも変わらないただただ平凡な日々が始まるのだと思いながら………。
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