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高校が近いとは言ったがそれでも歩いて20分ほどはかかる。
まぁ電車に乗らないだけましな方だけどさ。
20分ほど歩き高校へとついた。
下駄箱に行き自分のくつをとりだし、教室へと歩く。
1年1組。
それが俺が1年間過ごす学舎だ。
教室に入り自分の席である後ろから2番目の窓側の椅子に座る。
ちなみにお気づきのかたもいるだろうが、起きてから俺はまだ母親としか会話をしていない。
父親は俺が起きる前に既に会社へと向かって行った。
普通のサラリーマンである我が父親は朝一の会議に参加だそうだ。
興味は全くないが。
さて話を戻そうか。誰ともまだ話していない。つまりだ。
俺には親しい友人や会話を交わすような人は居ないと言うことだ。
中学の時も基本一人でいたし。
不敏はない。それに、
「おい朝田、今からカレーパン買ってこい。朝飯食ってなくてさ。」
「え………でももう授業が「だったら走れや!」
「ハリーアップだぞ朝田!」
朝田という気弱な男子をいじめている奴らや高校なのに化粧をしたりしている女子とも仲良くなるきもない。
だから必然と俺は一人になるのだ。
苦痛もない。
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