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しばしの沈黙・・・。
その空気を破ったのはまさしく
崎田・・・。
「おぅ!お疲れのトコ悪いな。まぁ座れよ。」
呑気にラーメン啜りながら促す。
その声にオンナも俺も、ハッ!として
俺は、いつもの指定席に腰を下ろし
オンナを見やれば
つまんでいたコロッケにガブッ!とカブリついていた。
その全く色気の無い食いっぷりにまた、見惚れていたらしい。
「ん!!」 と言う崎田の咳払いに我に帰る。
見惚れていた・・・と言う事実に気恥かしくなり
意味も無くポケットをあさり出す俺・・・。
そんな事にはお構いなしのそのオンナは
瞬く間にコロッケを食い終わり
「ごっそサン。でも私にはラーメンなかったな」
なんて、崎田に上から目線・・・。
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