始まりの旅

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「んぁ~…もう朝か」 辺りがまだ暗い朝4時、ある家で少年が目を覚まし、もそもそと布団から出た 「うー…もう初夏なのにさみー…」 ロウソクに火を付けると、少年の髪を茶色く光らせた 「さて…支度するとするか」 そしてそのまま顔を洗って服を着替え、台所に向かった 「冷蔵庫…パンと卵しかねーなー…今日にでも補充しとこっと…」 カマドに火を焼べ、フライパンとヤカンを火にかける 「さてと…今日は早くに行けるかな…」 時計を見つつ、そのまま料理を続ける そして、ちょうど目玉焼きができ、それに軽くコショウをまぶし、パンを半分に切り、目玉焼きと挟む 「ん、後は紅茶を淹れてっと…完成っと。いただきます」 1人きりで朝食を取り、家を出た 「おはよーっす」 少年はレストランに入り、そのまま店長に挨拶をした 「おー、おはよう。ログ」 この少年の名前はログ。この店で働く目立つ茶髪を持つ少年だ 「そーいや店長。昨日の夜…地震ありませんでした?」 「地震?そんなのあったか?」 「気のせいっすかねー…11時ぐらいに起きた気が…」 「そーかなー…あっ、そだ。早く仕入れ行って来い」 「あっ、はい!行ってきまーす!」 ログはそのままお金を持ち、馬に乗って、市場に向かった
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