誕生日まで

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音姫が一人生徒会室で溜め息を吐いている頃… 隼人たちは甘味処『花より団子』に集まっていた。 隼人「準備はどう?」 由夢「大丈夫ですよ、隼人兄さん」 隼人「よかった…」 小恋「あと2日だもんね?音姫先輩のお誕生日」 隼人「うん」 隼人小恋の言葉に頷く。 渉「盛大に祝おうぜ!!」 杉並「うむ。非公式新聞部特性…」 隼人「止めろ」 杏「止めときなさい、杉並。あんた完全に潰されるわよ?ま、それでも構わないけど。ふふ…」 ななか「だね~隼人くん音姫先輩のことになるともの凄い真剣だもんね」 茜「止めといた方がいいよ~?杉並くん」 杉並「おぉ~怖い、怖い」 義之「ってか、知られてないよな?音姉には」 義之が隼人に聞く。 隼人「大丈夫なはず…最近、音姉と一緒に居ないし……」 隼人の声は少し下がる。 隼人「生徒会もまゆき先輩に事情を言って休ませてもらってるから」 隼人「だから絶対に成功させる」 隼人は一世一代の勝負に出るような顔つきで言った。 由夢「はい」 ななか「わ~隼人くんの背中から炎が出てきそうだよ」 杏「シスコンと言うか…」 茜「青春だね~」 義之「ん?なにがだ…?」 義之はわからず聞いた。
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