誕生日まで

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渉「義之…お前ってほんと鈍ちんなのな」 渉は呆れて言った。 茜「だね~隼人くんと由夢ちゃんと音姫先輩の近くにずっと一緒に居るのに」 義之「はぁ?どういうことだよ」 杏「流石は義之ね」 ななか「だね~それでこそだよ」 義之「…?」 義之はいまいちわからない表情を浮かべていた。 そんな中、隼人は一段と真剣な顔をしていた。 隼人「(あと2日…待ってて、音姉。最高の誕生日にするから)」 隼人は一人真剣に思った。 音姫が隼人に好意を抱いているように、隼人も音姫に対して好意を抱いていた。 それは幼い頃からずっとだった。 隼人「(絶対に…絶対に伝えるんだ……音姉に…)」 隼人が音姫を好きなことは周りの友人や学園の生徒の大半は知っているだろう。 知らないのはおそろく義之だけだろう。 杏「それじゃ、そろそろ帰りましょ?あと2日で各自準備を終わらせること」 隼人「あぁ!」 由夢「はい!」 義之・渉「おう」 小恋「うん!」 茜・ななか「はーい♪」 杉並「うむ」 そして、隼人たちは帰り始めたのだった…
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