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その日アマキはアルフィスの操る馬に乗り、草原地帯を進む。
自分の父親の背中に捕まっての乗馬と言うのも変な話しだが…
アマキは馬に乗った事がない。
さらにアルフィスからは、「民達の様子を知るのは城に住む王族の務めだ」と、こう言われては仕方ない。
自分の立場を思うと逆らう事も出来ない。
魔の者達の中でも王族の血は格別で、惑星の1つくらいは簡単に壊せる程に強力な魔力を持つ。
それ程までに強力な力を持つ魔法のエキスパートで、魔の世界の一つ、紅国の王であるアルフィス。
アマキはしぶしぶと馬の背中にある鞍にまたがって座った。
こうして乗馬をする事になった訳だが…
おもいっきりよく後悔をする事になる。
その理由は…
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