前だけを見てる

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電話を終えて戻って来た哲平さんは なんの躊躇いもなく私にまたがった 「えっ?」 「んっ?」 んっ?ってなんで驚いてるの 電話の様子じゃ帰って来るんだよね だったら 「電話」 「ああ、お兄さんからだった」 だからって感じで お構いなしに進めようとしてる 生まれたままの姿だから あんな所やこんな所にキスをされちゃうと… ダメダメ! 哲平さんの体を押し返し抵抗すると 凄く不満そうな顔に… 「やっぱりダメか」 「だって… 哲平さんだって、集中出来ないでしょ」 「確かにな」 納得したのか私にキスをすると 離れるのかと思ったら シーツを私の体に巻いて そのまま担いでシャワールームに連れて行った 「洗ってやるからな」 いやいや…完全には納得してなかったの
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