俺の妹がこんなに号泣するわけがないっ。

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京介/布団はここでいいよな? 桐乃/うん。 京介/電気消すぞ。 桐乃/うん。 こうしてようやく、寝ることができた。 もうこんなに元気がなくて覇気がない桐乃は見たくない。 いつもみたいな、何かと反抗的でも憎めない普段の俺の妹に戻って欲しい。 朝。携帯のアラームが鳴り目が覚めた。 が、何で桐乃がベッドから俺の布団に入り込んでなおかつ俺をガッチリホールドしてるんだろうか? 俺が桐乃の抱き枕状態になっていますが……… いつもだったらあり得ないが、今回ばかりは仕方ない。ちょっと強引だがホールドを解除して起こすか。 京介/桐乃、朝だぞ。 桐乃/ぅん? あ、そっか。 あれからあんたの布団に潜り込んだんだった。 ごめんね、驚かせちゃったね。 京介/まあ、少し驚いたが、別に謝ることはないよ。 じゃあ、布団は片付けるから。 桐乃/あ、うん。親に見られたらヤバイもんね。 京介/ああ。また、あとでな。 桐乃/うん。 こうして俺は桐乃の部屋を出たが、問題はここから始まった。
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