友情を掴む英雄TOMORROW

いつもの…日常？

フォックスとリンクがリビングから去った後、残っていたマリオにピカチュウとトゥリン、そしてカービィが後片付けをしている。と、急にカービィの動きが止まった。何かを思い付いたように上を見上げながら、口を開いた

ｶｰﾋﾞｨ「ねぇねぇ、皆」

ﾋﾟｶﾁｭｳ「どうしたの？」

カービィがマリオとピカチュウ、トゥリンを呼ぶと、三人はカービィの方を向いた。ピカチュウが用件を聞くと

ｶｰﾋﾞｨ「あのさ、最近思ったんだ。何かこの頃、ここに来る人が少なくない？」

ﾄｩﾘﾝ「え？」

カービィはここ最近、このスマブラ城に来るメンバーが少ない事が気になっていたようだ

ﾏﾘｵ「うーん、言われてみればそうかな…。最近じゃ、今日来ているフォックス、リンク、ピカチュウ、カービィ。あとサムスにネス、プリン、ファルコン、ヨッシーとルイージ。それと、新しく来たトゥリンかな。ピーチ姫やゼルダ姫は事情で来れないけど、マルス達とは会ってないね」

マリオもカービィの意見に賛同した。が、更に付け加えた

ﾏﾘｵ「けど僕らも毎日いる訳じゃないし、入れ違いかもしれないよ？」

マリオの一言も尤もだ。カービィも、そうだね。と言いながら頷いた

ﾋﾟｶﾁｭｳ「皆かぁ。以前まではエレル達がいたから、色々と聞けたんだけどねぇ」

ﾄｩﾘﾝ「エレル？」

トゥリンは聞き慣れない名前に疑問が沸いた。それに気付いたピカチュウは

ﾋﾟｶﾁｭｳ「そっか。トゥリンが来た時にはエレル達は居なかったもんね。入れ違いだったから。ちょっと前までにトゥリン程の子達が、ここでお手伝い人として働いていたんだ。けど皆が、いつまでも頼ってはいられないみたいな事を言って出ていったんだ。あっ、でも悪い意味じゃないからね？エレル達自身で決めて出ていったから」

ﾄｩﾘﾝ「へぇ、そうなんだ。会ってみたかったな～。そのエレルって子達も、まだ会っていない仲間とも」

トゥリンはまだ会っていないエレルやマルス達について話を聞くと、会ってみたい気持ちができた