16人が本棚に入れています
本棚に追加
その部屋の中は真ん中に長い机が何個かくっついて置かれており、前の方にはテレビがあった。社長は奥に座った。
「どうぞ、座ってください」にっこり微笑んで社長は私に行った。
「失礼します」私は一言言って椅子を引いて座った。
かなり重たい雰囲気。早くこの時間が過ぎればいいのに…。そんなことを考えていた。
「先に作文を書いてもらいます。お題は、将来の夢。時間は30分。何枚でも書いていいですが、完結すること。どうぞ、始めてください」そういうと、社長は部屋から出て行った。私は作文用紙を手に取り、書き始めた。書くことのアイディアにおいては、得意分野だ。
最初のコメントを投稿しよう!