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1階から美味しそうな匂いが。お母さんが私のお弁当を作ってくれているのだろう。私はすぐに1階に降りることに。
現在、私の事情を知っているのは、先生と親と友達だけ。私は1年生のときから心療内科に通い始めた。薬は頭痛薬と夜に飲むお薬のみ。親はかなり心配していたが、私は大丈夫と伝えた。
今日の朝ごはんは私の大好きなベーコンエッグ。
「いただきます」
「今日は早いね」私はにっこり微笑んでごまかした。
保健室登校をするには、親の許可が絶対必要だった。私は両親の許可を得るために説得を頑張ったが、親は嫌がった。最終的に先生たちが親を説得してくれたが、それでも親は嫌がっていた。
お父さんは特に酷く、何かあるたびに私に学校をやめるように怒鳴った。しかし、何度も私はやめないと叫んだ。それが毎日だった我が家。
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