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「1番隊がやられたと思ったら、どうやらこの星にも骨のあるやつはいそうですね。ですが、倒してしまってもよいのですよね?メロリーヌ様」
「ええ、やっちゃいなさい」
メロリーヌと会話をしているのはジャアーク怪人ショベラー。
両腕がショベルになっているいかにもパワフルな怪人だ。
「久々に腕がなります。では、行って参ります」
そう言うと、ショベラーの姿がメロリーヌの前から突如として消えた。
そして、ショベラーの現れた先はデジタイエローがコアークたちを倒した廃工場。
「ここですか。では、始めましょう」
そう言うと、ショベラーは工場を一瞬にして破壊した。
耳が痛くなるほどの轟音を響かせながら、工場は瓦礫の山になっていく。
その音に負けないくらいの大声でショベラーは叫んだ。
「さあ、出てきなさい強き者よ!この街を破壊されたくなければなぁ!!」
大声で笑いながら、廃工場の周辺にあるスクラップになった車を破壊していく。
ーーバンッ!!
銃声が響く。
ショベラーは倒れはしないものの、よろけてしまう。
「来ましたか」
ショベラーの視線の先には、黄色いヘルメットと黄色いスーツ、胸に輝くDの文字。
デジタイエローの姿があった。
「これ以上の破壊行為は許さない!今からあなたを成敗します!」
デジタイエローは凄いスピードで走りだし、一瞬にしてショベラーの前に現れた。
間髪入れずに右ストレート炸裂。
ショベラーは後ろにふっ飛んだ。
だが、ショベラーは自慢の両腕でガードしていた。
「さあ、始めましょう」
ショベラーは不気味に笑った。
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