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偽りの世界。
わかっている。
はじめから真実などないということを。
この世界は貴女を含め全て偽りで積み上げられた世界。
だが貴女と過ごせるならこの偽りの世界で生きるのも悪くない。
貴女が偽りだろうが私にはどうでもいいこと。
なぜなら貴女がいるだけでこの世界の偽りが真実だという必要がないからだ。
だから私はその世界の偽りが真実だとしてもそれを否定する。
貴女と出逢ったことによってこの世界はすでに偽りの世界ではなく真実になる。だが実際は全て関係ない。貴女がいればそれだけで十分だ。
これが私にとっての真実。
貴女がいれば・・・。
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