【壱章 無名の零】

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あれから幾星霜 零の希望が絶える 一族の歴史の中で 刻と共に果てよう 語り部の詩に耳を澄ませ 永久に伝えんと 水面を渡りし詩の音が 森の中に響きし時 嘆きの雫 希望となりて星に堕ちん 贖罪の紅き泪 零が夢と帰し 忘却の泉に沈む
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