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「昨夜は遅かったのですか? 緊張して眠れなかったのです?」
「そんなことないよぉ、セイルちゃん。すっごく楽しみにしてたんだからっ」
彼女がそう言うと、セイルは優雅な笑みを満面に咲かせた。
「それはよかったですわ。私も×××××と一緒にこの日を迎えられて幸せですの」
「あぁっ、そぉやって私のこと誘ってるんてるんだぁ!? そんなに私のこと好きっ?」
「ふふふ、あいにくと他所様のものに興味はないのですわ」
「えへへー、セイルさっすがぁ」
セイルは一瞬、にこっと笑みを濃くして首を傾けると、自分の席へ向かっていった。
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