エピローグ

3/68
前へ
/68ページ
次へ
「昨夜は遅かったのですか? 緊張して眠れなかったのです?」 「そんなことないよぉ、セイルちゃん。すっごく楽しみにしてたんだからっ」 彼女がそう言うと、セイルは優雅な笑みを満面に咲かせた。 「それはよかったですわ。私も×××××と一緒にこの日を迎えられて幸せですの」 「あぁっ、そぉやって私のこと誘ってるんてるんだぁ!? そんなに私のこと好きっ?」 「ふふふ、あいにくと他所様のものに興味はないのですわ」 「えへへー、セイルさっすがぁ」 セイルは一瞬、にこっと笑みを濃くして首を傾けると、自分の席へ向かっていった。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加