手伝い

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見上げた先には、林おばちゃんの家があり、 その手前に殺風景な庭が広がっていた。 庭に唯一ある、広げられた石の上を (裸足で歩いたら、痛いんだろうなぁ) と呑気な事を考えながら、歩いて行く。 玄関に着き、「お邪魔しまーす」と言いながら、中に入る。 この時、俺は、軽い気持ちで、この家に来たという事を、後悔した。軽くどころでは、ない。
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