第二章 新しい生活

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あれから何とか電車に間に合うことができました。(かなりギリギリだったけど……;;) 携帯で姉から貰った地図に従って電車を降り、歩いて行くと……大きな屋敷的な建物が見えた。 なんだあの屋敷。叔父さんのか?まさかあれが学校だったりしてな……。 俺は携帯に目を戻し歩いて行く。メールの内容は… 【駅から出て右の道をまっすぐ行き、二つ目の角で左。次に公園が見えてきたらそこの角をもう一回左に行く。そして一つ目の角で曲がって、少ししたら右側に坂が見えてくるからその坂を上ったら到着!頑張ってね!】←作『適当に考えただけなのであまり気にしないでくださいwww』 今は…もう少しで坂が見えてくるってところか。 ……ん?でも今坂を上ったらあの屋敷的な所に……。 狼「まさかな…」 そんなわけないと思い。俺は再び歩き始めた。数分後俺の思いは一瞬で崩れ落ちたのは……まぁ言うまでもない。 少しして右側に坂が見えてきて俺は上り始めた。俺が足を進めれば進めるほど屋敷が近づいてくる。 ……いや近づいてるのは屋敷じゃなく俺自身だけどな。 長い坂をようやく上りきり前にしたのは……俺の身長の二倍か三倍はある豪華な門とあの屋敷だった。
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