第二章 新しい生活

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おいおい。自動かよ。金使いすぎだろ叔父さん。金は大切にしとよ! 俺は後で叔父さんに金の大切さを教えようと決めた。 ……まぁ、ただ貧乏性なだけなんだけどな。 蒼「……門を開けたのにいつまでそこに突っ立ってるんですか」 狼「えっ。あぁ。すいません」 俺は副会長に謝りながら学園に足を踏み入れた。 ……ん?なんか茂みの中から視線を感じる。 門の横の茂みの中から変な視線を感じて少し警戒をする…が ?「非王道+転校生総受けktkrrrrrrrrr!!!(小声)」 ……うん。警戒しなくても大丈夫そうだ。← 蒼「ようこそわが学園へ。改めまして。この学園の生徒会副会長をやっています。柊蒼真です。よろしく神崎君。ニコッ」 誰もが見とれそうな笑顔で挨拶をしてきた副会長。……でも 狼「作られた笑顔……」 蒼「!……」 俺は思ったことを口からこぼすと副会長はびくっと反応した。 あっ!しまった! 狼「すいませんっ!失礼なことを言ってしまって……」 蒼「……ふふ。はははは」 え?怒りすぎて頭おかしくなったのか? 俺は失礼なことを考えながら笑っている副会長を見ていた。少しして落ち着いてきた副会長が咳払いをして俺の方を見た。
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