第二章 新しい生活

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コンコンッ ?「どうぞー」 狼「失礼します」 俺はドアノブを回して中に入った ガチャッ するといきなり黒い影がこっちに来るのが見えた。俺は一歩左に動いた。 ゴフッ 右の方で何かがドアにあたる音がして、溜息を吐きながら黒い影の人の方に視線だけ向けて話しかけた。 狼「……何してるんですか。理・事・長」 櫂「そんな他人行儀じゃなくて、叔父さんって呼んでよ!狼君!」 狼「お久しぶりです。郁斗さん」 俺は相手してるのが無駄な体力を消耗するだけだと思い、叔父さんの秘書の坂間 郁斗(さかま いくと)さんに挨拶した。 郁斗さんは昔からの知り合いでよく遊んでくれた優しい人だ。 郁「あぁ。久しぶり狼君。元気そうだね」 狼「はい」 櫂「無視!酷いよ狼君!」 狼「この学園広いですね。お金かけすぎじゃないですか?」 郁「まぁ。計画したのがバk…ゴホンッ理事長だからね」 狼「その人に金かけすぎです馬鹿って言っといてください」 櫂「ちょっ!本人いるから!君の隣にいるから!つか郁斗お前馬鹿って言おうとしたろ!」 あぁ―うるさい虫がいますね。 櫂「狼君!声出てるよ!今のわざとでしょ!!」 狼「郁斗さん。この学園の説明お願いします」 郁「分かりました」 櫂「……(´_`。)グスン」
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