第三章 新入生歓迎会(前編)

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鈴「待たせちまったか?」 狼「大丈夫ですよ」 鈴「そうか」 鈴君は俺を見てふわりと笑う。 くっ、イケメンすぎるっ!神々しい! 由「えっ、先約ってイブの事!」 鈴「ヨシも同クラだったのか」 狼「えっ!知り合いなんですか!」 あまりに以外過ぎて俺は驚きを隠せない。 高山君はなんかたまに変な事とか言ってうるさい。鈴君はしっかり者で無口?クールかなって感じだ。 真逆のタイプって感じだ。その二人の共通点って何だ! 由「あぁ、俺達幼馴染なんだよ!」 鈴「腐れ縁だろ」 由「相変わらず酷いよイブ!」 鈴「ヨシは相変わらずうるせぇな」 ケンカするほど仲がいいとはこの事だろうか。……なんか違う気がする。 由「それより神崎とイブの関係の方が気になるんだけど!(どんな関係すか!ウマウマなネタすか!)」 鈴「言っとくがお前の趣味的な関係じゃねぇぞ。……いや、そうかもしんねぇな」 由「何なの何なの!!」 鈴「…………同居人」 由「キタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!!!」 ………全然話についていけない。 つか、現在空気にされている優弥君からどす黒いオーラが見えるのですがっ!!誰か助けてくれ!! 彼「何か面白そうなことやってんな」 爽やか君がこの空気の中登場。 おぉ!あなたは、神ですか!……すみません調子乗りました;; 由「あぁ、彼方じゃん。どうした?」 彼「いや、教室からなんか叫び声が聞こえたから、またヨシが変な事叫んでんのかなって思ってね」 由「ちょっ、またって何!俺そんなに叫んでる?」 狼・鈴・彼「はい/おぉ/うん」 由「ちょっwwwみんな酷すwww」 優「………いつまで僕を無視する気かな」 シーン 騒がしかった教室が優弥君の一言によって静まり返った。 そんな中、俺の後ろに立っている優弥君はニコニコ★と笑っている。 いや、星が黒いって!それに目が笑ってないって!
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