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彼「神崎君どうした?」
狼「……何でもありません」
彼「?」
岸部君もそれなりの家柄の人らしく、このショッピングモールもとい購買を見たも驚かないらしい。
お金持ちはいいな!
由「まぁまぁ、時間ないし早く選ぼうぜ!」
優「そうだね」
鈴「なんか良いもんあっといいけど」
健「なんかみんなに空気にされてる気がする;;」
彼「気にすんな健」
みんなそれぞれ各自で目当てのものを探しに行った。
つか、委員長いたの気づかなかった!ごめんなさい。
俺は心の中で委員長に謝罪をして、飯を選びに足を動かした。いろいろ見て回っていいるがなかなかいいのが見つからない。
余り食欲もわかないし軽いものでいいんだが……!
上の方をゆっくり見て行っていると俺の好物があった。俺の好物とは……
狼「トッ○がありますね」
トッ○おいしいですよね。俺かなり好きです。
改めてトッ○のある場所を見てみると、結構高い位置にある。
なんでそんなとこにあるんだ。優弥君のような小柄な方々はどうやってとればいいんだよ。
俺は取ろうと手を伸ばした……が、数ミリ足りていない。
何故だ!!標準ぐらいの身長の俺が爪先立ちをしてギリギリってどれだけ高い位置にあるんだ!
うぅ~っと唸りながら腕を伸ばす。するとなんとかトッ○の箱に触れた。
あと少しっ。
?「………あ…の……」
狼「うぅん、ふっくぅぅ」
?「……あ…の…!」
狼「ふぇっ!うわっ!」
背後から声が聞こえて変な声を出した瞬間体から力が抜けて後ろに倒れそうになった。
しかし痛みは来なく背中が暖かいものに包まれる感じがした。
?「だい………じょ…ぶ……?」
どうやらさっき声をかけてきた人が受け止めてくれたようだ。
………いや、うん。受け止めてくれたのはいいけど、なんでそのまま抱きしめられてるんだ!
しかもなんか匂いを嗅がれてるし何なんだ!
狼「あの…なんですか」
?「………く…れな……いの………匂い……」
狼「!」
紅の匂いってどういうことですか!
後ろから抱きしめている人を見ようと顔だけ振り向かせると、超イケメン君の顔が目と鼻の先にあった。
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