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気が付いたら見知らぬ森に居た。何が起こったかわからない。たしか麻帆良学園の図書館でテラフォーミング計画についてフェイトと議論していたのに…。
ネギ「ここは…?」
周りが全て木…。かつてもう一つの世界で仲間が飛ばされてついたあのジャングルを見ているようだ。
あたりを見渡してみる。少し暗い…。空を見上げると月と太陽が重なっている。
ネギ「日食かな?」
感心して眺めてみるとひとつの影が空を動いている…。
ネギ「あっあれは…!? 戦闘機!?」
ドカンッ!
ネギ「なんだ? 今の音? 行ってみよう! 杖よ!」
愛用している杖を手にもつ。
ネギ「よかった。 これも一緒に飛ばされてたんだ。」ヒュッ
空からあたりを見渡す。少なくとも日本の風景じゃない。しかもこれは…。
ネギ「なんだあの船は? 壊れてるじゃないか! っ! 人がいる!」
高度をおとし人に見つからないように降下していく。
森の影からのぞき様子をうかがう。
ネギ「変わった服装だね…。」
クロムウェル「まっまだ本国に戻れば戦力は十分に…!」
キュルケ「あっあなたは?」
クロムウェル「っっく!! この輝きとともに我とりことなれ!」
キュルケ「なにこれっ!」
キュルケとタバサは身動きがとれない…。
タバサ「アンドバリの指輪…。」
キュルケ「水の精霊が探していた…!?」
ネギ 「まずいっ!助けなきゃ!」
ネギは身を投げ出す。
ネギ「女の子になにをしているんですか!?やめてください!」
クロムウェル「ふっ誰かと思えば子供か…。子供は帰ってお昼寝でもしてろ…。」
キュルケ「だめ!きちゃだめよ!」
ネギ「仕方ありませんね。少々手荒な真似になってしまいますが…。」
クロムウェル「わははは!なにをいっとる!たかが子供ごときになにが…ぐふっ… 何が…?」バタッ
ネギはクロムウェルの懐に拳をいれた。今のネギには一般人の大人を倒すのに拳一つで十分だった。
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