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ネギ「大丈夫ですか?お二人とも?」
キュルケ「えっええ、ありがとう、勇敢なぼーや」
タバサ コク
ネギ「ところでこの人は誰なんです? あとここってどこですか?」
キュルケ「…はぁ? ぼーやこのあたりでなにが起きたか知らないの?」
ネギ「はぁ…気づいたらあの森にいたんです。ここがどこなのかもわからないし…。」
キュルケはハッとした。もしかしてこの少年は…?
キュルケ「あなたもしかして地球に住んでいるの?」
ネギ「はい!そうです!ってことはここは魔法世界ですか?」
キュルケ「ねぇ!タバサ…これって?」
タバサ「サイトと同じ…。」
キュルケ「ねぇぼーやお名前は?」
ネギ「あっはい!申し遅れました。僕はネギ・スプリングフィールドと言います。あなた方は?」
キュルケ「私はキュルケよ。でこっちはタバサ。」
タバサ コク
キュルケ「話は移動しながらしましょ?あなた行くあてもないんでしょ?」
ネギ「はい。ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げると後ろから泣き声が聞こえた。
ネギ「ん?」
振り返るとそこには青い竜がたっていた。
ネギ「まッ魔物?」ザッ
キュルケ「大丈夫。この子はタバサの使い魔よ、さっこれに乗っていきましょ。」
ネギ「はっはぁ…。」
一同はシルフィードにのり空へと移動した。
キュルケは話した。ここで戦争が起きたことを。この国の仕組みを。魔法のこと、使い魔のこと。帰るためには日食の日にしか帰れないこと。
ネギ「なるほど…ここは別世界というわけですか。驚くことばかりです。」
(帰る日は日食か…。今日食が終わったから当分帰れないな。まさか異世界にきていただなんて…。しかもまた別の魔法理論が存在するなんて。)
ネギは少し興奮していた。また未知な世界があったことに…。
キュルケ「そしてあなたと同じ日本からきた子もいるのよ?あとで紹介するわ。」
ネギ「本当ですか!?ありがとうございます!」ニコッ
キュルケ(ドキッ)
(えっこの私がこんなぼーや相手にときめいている?よくみれば顔が整っていて可愛い…。)
ネギ「ところで今どこに向かっているんですか?」
キュルケ「ふぇっ?あっあぁ~ 今は学院にもどっているのよ?」
ネギ「学院ってあ~キュルケさんたちが通っている学校のことですね?」
キュルケ「そうよ みんなにネギのこと紹介しなきゃね?」
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