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トリステイン王国
アンリエッタ「あなた方は今回の戦において多大な戦果挙げてくれました。ここに勲章を授与します。みなさん本当にありがとうございます。」
ルイズ「もったいなきお言葉。ありがとうございます。」
ルイズ、タバサ、キュルケ、ギーシュはメイジであるがため、戦の多大な働きにより勲章が授与されることになった。あの戦争から三日がたち、ネギは学院にお世話になった。もっとも才人に事情を話すことも一苦労だった。
アンリエッタ「それと今回の戦争の敵の指導者と主犯を打ち負かせてくれたネギ・スプリングフィールド、本当にありがとうございました。」
ネギ「はっはい! もったいなきお言葉です。」
キュルケから聞いていたけどあれがアンリエッタ様かぁ。
アンリエッタ「あなたは才人さんと同じ異世界からきたのですね。それもついさっきのこと。我々の世界の問題に巻き込んでしまい本当に申し訳ありませんでした。」ペコ
ネギ「いえ、困っている人を助けるのが僕の…立派な魔法使いの義務ですから。たまたまこちらに来てしまったのですから僕の方こそ異世界の人間が国家間の情勢に手を出してしまい、すいせんでした。」ペコ
アンリエッタ「いいのです。こうしてわが国を救っていただけたのですから。ところであなたは魔法が使えるとお聞きしましたが…?」
ネギ「はい。こちらの魔法と少し違うようですが…。詳しいことは後でお話ししますが、僕たちの世界ではまだ公には好評されていないのです。」
アンリエッタ「そうなのですか…ミスタ・スプリングフィールド…」
ネギ 「あお姫様。ネギとおよびください。」
アンリエッタ「ではネギさん。よろしければあなたの魔法をわたくしに見せてはくれませんか?」
ネギ「魔法ですか…?」
アンリエッタ「ここにいるものと私を含めて異世界の魔法に興味があるのです。」
ネギは考えた、この前はしかたなく魔法を使ったが、そもそも、異世界で魔法を使うことは違反にはならないのだろうかと。しかしこの世界と地球とはまったくの別。そこまで違反の範囲が有効になるとは思えない。
ネギ「わかりました。姫様。僕のでよろしければ魔法をお見せしましょう。」
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