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「あっ、すいません。
大丈夫ですから・・・」
2つ年上の兄
小島 圭太(こじま けいた)
が従業員に心配ないとか何とか言っている。
圭太だって平気な訳ないのに・・・。
「礼?まだ時間あるから
控え室で休もう・・・。
父さんの様子も見てこないとだし」
圭太に連れられて
温泉旅館のように立派な控え室に向かう。
そこには
ママの遺体があって
パパがその傍らで
石のように身じろぎもせず
座っていた・・・。
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