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「あぁ、それね。
新郎は、
ユリナが入院してた時の
担当の医者だよ」
「えっ?・・・そうなの?
本当の本当に仁じゃないの?!」
「俺が新郎だったら、今こんな所で話しなんかしてらんないだろ?」
『お前はもぉ~』っと
苦笑いを浮かべ
エアーエルボーを繰り出す仁。
反省モードから
いつもの仁に戻ってくれて
ホッとしたのも束の間・・・
──えっ?あれっ?
油断した私の体は
次の瞬間
仁の腕の中に
すっぽり
包み込まれていた。
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