それからの4人

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「さすがの圭太も負けちゃうね(笑) でも本当に良かった。 ユリナさんが安心できる自分の居場所を見つけられて。 あっ!圭太!!新郎の匡史さんのこと知ってたって本当?!」 「まあ、ね」 「なんで言ってくれなかったのよ?」 「礼が自分の気持ちと向き合ういい機会だと思ってさ。で、どうすんの?あいつとヨリ、戻す?」 「嘘つきお兄様には、 教えてあげな~いも~ん(笑) でも・・・」 「でも?」 「圭太が仁と兄弟として向き合うって、約束してくれたら教えてあげてもイイけど?」 「・・・っ!! そ、そういうのは自然の流れに任せるもんだろうがっ!!」 柄にもなく頬を紅潮させ 慌てふためき私から逃げるように 人ごみの中へ紛れて行く圭太。 今はまだ、あんなんだけど 多分・・・ 圭太と仁なら大丈夫だろう。 仁と私の、未来。 圭太と仁の、関係。 ユリナさんの、結婚生活。 全てはまた 今日この場所から 動き出す。   どうか、皆んなが 優しい気持ちになれますように。。。                                    ーーーーーENDーーーーー
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