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聖夜先輩は私を見ずに話始めた。
「俺まだ諦めてないから!
ずっと待ってるから。」
真剣な顔。
私は聖夜先輩に背を向けて言った。
「ありがとう。
聖夜先輩だったら幸せになれそうだし何だか安心する。
だから、今日から新しい思い出聖夜先輩と創りたいな!」
「本当に!?」
「うん」
聖夜先輩は顔を赤くして私の方を見ていた
片手で顔を隠しながらまたそっぽを向いた。
「何かいきなりだから頭の整理が出来ない。
何か夢みたいだよ。」
「じゃあ夢から覚ましてあげる(笑)」
私は夕日が沈む瞬間、聖夜先輩のほっぺにキスをした!
「えっ!
何…今の!」
「あー何か寒くなって来たから下におーりよ(笑)」
私は恥ずかしさの余り顔を見せないように展望台の階段を勢いよく降りた。
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