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これは流石に驚いた
1つは、瞬時にカーマセ先生の後ろに立っていたこと………
もう1つは、たった今理由は判らないが大事な母親と妹に斬りかかっていたカーマセ先生に対してさっきと変わらず接しているのだ………
そんなことが出来るのは国家最高戦力の帝かただの愚か者くらいだが………
間違っても前者ではないのはあきらかだが……
後者でもないのはさっきまで本人と話していた私が一番分かる……………
…………わからない………………
そんなことを考えてるとカーマセ先生が起きていて叫んでいた………
カーマ「落ちこぼれ風情が偉そうに!!いいか!お前は!この国の!汚点にしかならないんだよ!!!」
私は落胆した………
こんな腐りきった性格の人がこの学園の先生をやっていたとは…………
フォール君は無表情だ…………
当たり前だ、あんなこと言われたら普通は怒り、激怒するか傷つき、心を閉ざすかもしれない………
だが、フォール君はそのどちらでもなかった………
フォール「…………………試験」
フォール「実技試験、やりましょうよそれで判断してください」
驚いた、まさかここまで言われても冷静に返事をするのか……………
私もまだまだだな、人を見る眼が鈍っていたとは……………………
よし、修行しなきゃな!
私「じゃあ、ルールの説明をするよ~」
まずは、試験だね。
コウタside out
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