五年後…魔法学園小等部入学試験(笑)

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コウタさんが唖然しているわね~ メアは眼をキラキラさせてるけど……… フォール「あれれ?あれだけ言ってたのに、その程度なの?」 そんなことを構わずにフォールは挑発しているけど、あの子あんなに強かったっけ? 性格も変わってるわねぇ………… 戦闘狂なのかしら…………… そこでカーマセ先生が起きてきて叫んだ カーマ「面白い、殺してやるよ!」 そうしてカーマセ先生は詠唱を開始した カーマ「……………いでよ、炎の眷俗よ………………」 まずいわ!あれは炎の上級魔法 当たれば帝ですら大怪我を負うのに……何故! あんなの子供に撃つ魔法じゃないわ! フォールは、何故か笑っている…………… フォールはあれが上級魔法なのを知っているはずだけど………… カーマ「イグニートカノン」 そして魔法が発動した…………… あの子が何も考えないわけないと思っていた …………………だけど…………… ドカーーン!! フォールは避けるそぶりも見せず魔法に当たり、爆発した…………… 私は絶望した、流石にあの魔法を喰らえば私ですらただではすまないのだから、まだ小さいあの子が喰らえば……………………… 私「フォール!!」 私は目の前が真っ白になった あの時に止めていれば……… どうせあの子の事だからまた何か考えてると思っていた…………… カーマセ先生は高笑いをしている………… さっきまであの子が立っていたところが火柱を建てながら燃え盛っている……………… もう何も考えられない…………… 認めたくない…あの子の事だものいつの間にか目の前にいていつもの笑顔を見せてくれるはず その時……… メアが叫んだ メア「にぃにぃは死んでないもん!!」 カーマ「死んだんだよ!あの炎の中でな!」 認めたくない…認めたくない………だけど 私「まさか……………そんな……」 その時…いつもの間の抜けた声が聞こえた コウタ「まさか………ホントに死n「死んだと思った?おあいにく~♪」フォール君!?」 やっぱり生きてた!!! どうやってとか、なんでとか、そんなのはどうでもいい………ただ生きていた…… その事実が今大事なこと…… 良かった……… オリヴィエside out
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