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クレアside
アル「危ないと思ったら、すぐに帰ってくるんだよ?」
フォール「わかった~」
私「頑張ってきてね~♪」
フォール「任せといて!」
そうしてフォール君は転移魔方陣を発動して転移した…
アル「いやー、まさかあの依頼を受けてくれるとはね」
私「そうですねぇ、クリスタルドラゴンを楽勝とか言ってましたもんね」
アル「確かに、僕を倒せる位だから大丈夫だとは思うけど…」
フォール君が向かったのは幻想の樹海…どんな熟練者でも一度入ったら出れないと言われている…
私「一応転移魔方陣も渡しましたし、大丈夫ですよ」
フォール君なら何とかなりそうですし
アル「うん、そうだね……あっ!やばいな………」
私「?……どうしました?」
アル「あのさ、普通ドラゴンを討伐するとき何日かける?」
私「普通ですか?…普通はトラップの用意したりして…大体は3日………あっ!」
まずいです、非常にまずいです………
アル「あの親馬鹿ゲラノスの事だ、わかった瞬間ギルドが消し飛ぶぞ…」
マスターがガタガタ震えはじめました
アル「こうなったら、早く逃げるぞ!」
マスターが必死で荷造りしていますが…
私「…マスター………」
アル「なんだ!クレアも早く逃げるぞ!」
私「マスター、残念ながら……」
ゲラノス「よう、どこに逃げるんだ?…アル」
私「もう遅いです」
ゲラノス「さぁ、話を聴かせて貰おうか………」
終わりましたね………………
アル「実はだな……………」
今マスターがゲラノスさんに説明していますけど……………
アル「…という訳なんだ…すまなかった」
私の予想ですが………
ゲラノス「なるほどな、自分の非を認めるのは良いことだな!」
恐らくマスターは………………
アル「じゃあ、許してくれるのか?」
助かりません…………………
今のうちに私は逃げましょうか
そしてゲラノスさんは笑って言いました……
ゲラノス「く☆た☆ば☆れ☆
グラウンドゼロ 」
アル「待って!それ最上級魔法だから!喰らったら死んじゃうからね!?」
ゲラノス「うるせぇ!お前はそれを五歳の子供にやったんだよ!」
アル「あれは、ついついテンションが上がっちゃって……」
ゲラノス「終わりだぁー!」
アル「ギャアァァーー!!!」
ズゥドォォーン!!
マスター御愁傷様です…………………
あら?フォール君と……誰?
クレアside out
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