プロローグ

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***** ガラッとドアを開くといつものようにクラスメイトたちは雑談を繰り広げていた。 特に変わらない一日が始まる。 そんなアスカの肩をポンと叩く少女が一人。 「おはようございます、アスカ」 「お、ああ、おはよう! エアル!」 それは留学生のエアルで、綺麗な黄緑色の髪をしており、額にはサークレットが装着されていた。 基本的に校則の緩いこの学園でアクセサリーや染髪は許容範囲内だ。 しかし、ここまで派手な生徒は他にはいない。 いろいろ事情があってのことなのだが、二人は校内でもかなり目立っている。 そして常に一緒にいることから、黄緑刀というユニット名までつけられている。 今では中二病の形容を黄緑刀で成されるのだが、当の二人は案外気に入ってたりする。
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