流れ星と君

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祖母の家が来年潰されるそうだ。 維持費等でお金がかかるらしい。 私の名は菊地美樹、東京の大学に通っている 私は大学の夏休みを利用して祖母の家を訪れることにした。 長男であり、家の管理者である叔父を訪ねた。 叔父が住んでいるところは祖母の家からそう離れていない。 そして酒屋を営んでいるがお菓子なども売っているらしく、店の前で地元の子供たちがお菓子のの景品を見せあっている。 「こんにちは!」 カウンターには誰もいなく店の奥から声が聞こえてきた。 「はいよっ...て、美樹ちゃんじゃないか」 叔父はパッと笑顔になった。 「お久し振りです!あの...電話でお話しした件ですが...」 「あぁ、誰もいないからたまに見に行かないといけないから助かるよ」 そう言うと金属性の古い鍵を渡してくれた。 「それじゃあよろしくね、暇なときいつでも遊びに来ていいからね」 そういうとまた店の奥に戻っていった。 私はとりあえず祖母の家に向かうことにした。
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