第一章

6/11
前へ
/24ページ
次へ
ティハノはシアを担いで病院の跡地へ向かった。 病院に着くとティハノは医療器具を探し運よく揃っていた。見よう見まねで傷の手当てをすることにした。 ティハノ「麻酔が見つからないシア悪いが我慢しろよ」 シア「…だい、じょうぶだ…油断した。お前にこんな迷惑かけちまうなんて…頼むティハノ」 ティハノ「極力頑張るが歯食いしばってろ」 ティハノは痛みで暴れるシアを押さえながら銃弾をなんとか取り出すことに成功したが血が止まらない。 ティハノ「くそ!やっぱり見よう見まねじゃダメだ。血が止まらない」 シア「…俺も…ここまでのようだな」 ティハノ「縁起でもないこと言うなよ!」 シア「ティハノ…マイラちゃんと早く再開しろよ。あとさぁ…」 シアは涙を流しだした。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加