あの日

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たわいも無い話をしながら6人は孤児院に向かった。 暗い夜の中で、少年達の元気な笑い声が響き続けていた。 しかし孤児院を前にした子供達の目には、想像を絶する光景が写った。 この子供達が帰るはずだった孤児院は、正体がわからなくなるほどに焼けていたのだ。 周りには警察もいる。 物分りの良い少年達はすぐに気がついた。 何者かによって放火されたのだと。
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