黒い空間で

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ゼウス「……世界に干渉したら、歪みが生じるんだ」 ああ、なるほどな つまりこういうことか? 世界神がハーレム野郎好き→世界に干渉→歪み発生→世界に問題が起こる→俺らの両親死亡 ってことか。 ハデス「だいたい合ってるなァ」 ちなみにお前等も歪みの被害者だ、と苛立ちを浮かべたハデス。 ふわりと冷たい風がふく。 苛立った表情のハデスに恐怖を覚える。 恐怖なんてものとうの昔になくなったと思ってたんだがな。 さすが邪神ってとこか? ざわざわと気持ち悪い、でも安らぎを覚える空気。 ゼウス「ようやく僕たちの存在を認めてくれたみたいだね」 そんな空気を気にせず普通に俺たちに喋りかけてきた。 ゼウス「慣れてるからね」 何億……何兆だっけ?一緒に居るんだよ?なんて平然と付け足された言葉。 そう、か。 世界の始まりから一緒に居るんだったか、と思い出した。 それより認めたってどういうことだ? ハデス「お前ら自分と俺らとの関係は信じても、邪神創造神ってことは信じてなかったろ?」 図星で言葉につまる。 というかさっきから思考に返事をしないでほしいな。 なんか違和感がある。
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