狂った彼の……

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リヒト「俺も……俺たちも一緒がいい。でも……」 わかるだろ?俺がなにを言いたいか。 だてに親友を名乗ってたわけじゃないだろ? 目に涙を溜めてパクパクと口を動かしているゆう。 敵意を向けたのは初対面の時以来だから驚いてるんだろう。 ゆう、ごめん。 ハーレム野郎をどん底に落とすためには俺達はまだ"1人"じゃないといけないんだ。 ユウマ「……わかった。でも寮は2人で住むだろ?」 納得してくれたゆうのが意味のわからないことを言う。 寮……? ああ、確か学園は寮制だったか。 メイト「当たり前だろ。俺達は2人で1人だからな」 得意気に胸を張った明人に苦笑いしながら俺も頷く。 ユウマ「っしゃ!てか2人で1人とか……おっと鼻からケチャップが」 王「……優真ってあんなんだったか?」 ギル「俺に聞くな」 この後もごちゃごちゃと質問されたりして取り敢えずいろいろ決まったことは ゆうも通っている学園の2年生に通うこと。ここは明人の名前で通うことにした。 あと王の養子にはなるが19歳で学園を卒業してかららしい。 その時に後継者のことも言うそうだ。 細かいことが他にもあるがおいおい説明するとして 今日はゆうとゆうのダーク家の部屋で喋って……ようするにダーク家でお世話になった。 ゆうの義理の兄には会えないままゆうの部屋でその日は眠った。
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