病んでるの、か……?

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我ながら性格が悪いと思う。 素直に答えればいいのに、さぐり合う空気が流れる。 情報は大事だと思う。 もしここで下手なことを答えて目立ったら色々と面倒くさそうだから、答えることを選ばなきゃ エリ「簡単には話してくれなさそうだな……なにが聞きたい?できる限り答えよう」 ため息混じりに言ったエリ。 悪いな。あいにく素直さはゴミ箱に捨ててきたんだ。 メイト「ゆう……まの噂、生活態度お前から見た優真を教えてほしい、ついでに副さんも」 噂や生活態度は精霊が教えてくれたから知ってるけど、人から見たゆうはどう思われてるかわからない。 エリ「……そんなことでいいのか?」 疑うような視線。 首を傾げつつ頷く。 ミン「あんさん変わっとるなぁ。皆だいたい風紀委員長に質問するいぅたらスリーサイズやら下着の色やら聞いてきよるで?」 ミン先輩……副さんの言ったことに絶句。 男のスリーサイズ聞いてどうすんだよ。 下着の色って聞いてなんの得があんだよ。 ミン「まぁええわ。あんさんいい子そうやしな。わいから見た優真君のこと教えたるわ。あんさんのこと気に入ったしな」 どこかウキウキした感じの副さん。 気に入る要素がどこにあったのか教えてほしい……。 ミン「せやなぁ。わいから見た優真君はな…… まさに危険って感じやわ」 ゆうが、危険? ミン「いっつも眉間に皺寄せてにこりともせんし、急に癇癪起こしたみたいに暴れ出すしなぁ」 危険やろ?と言う副さん。 いつも眉間に皺を寄せてる? にこりともしない? 急に暴れ出す? メイト「誰のこと、言ってるんだ……?」 エリ「誰のことって……優真のことだろう?俺から見てもこいつは危険だ」 いまだにぶつぶつと言いながら俯いて居るゆうに皆で注目。 ミン「……優真君はどないしたんや?こんな優真君見たことないで?」 エリも不思議そうな顔をしていた。
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