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「本当!?どうもありがとう!!!」
「どういたしまして、
他に願い事ある?」
「うーん、その前に、その世界にそのままで行くの?それとも赤ちゃんから?」
「そのままだよ」
「あのさ……赤ちゃんからって出来ない?」
「え?出来るって言えば出来るけど……なんで?」
「だって、スキー広めるのに、幼ければ幼いほど柔軟で聞いてもらいやすいかなって思って。
それと幼なじみとか憧れてたし、それに…………………………兄弟が欲しいから!今まで兄弟がいなくてずっと憧れてたんだ~」
「そ、そうなんだ……
“また”養子ってことになるけどいい?兄弟が出来るかも運だよ?」
「まぁ兄弟のことは運でもいいんだけど…なんで養子なの?普通赤ちゃんからって母体からじゃないの」
「そ、それは……諸事情で言えないんだ。ごめんね」
「ならしょうがないか……ならいいよ、気にしないで
赤ちゃんからは僕のわがままだし!」
「ふふ、ありがとう
他に何かある?」
「他はないよ。」
「え!欲しい能力とかないの?」
「そりゃあ有るけど、決まってたらつまらないじゃん?だから後のお楽しみにしたいんだ♪」
「分かった!(雪那とっていいと思うものつけておこう♪まぁ、元々持ってるものでも充分だけど♪)
じゃあ、そろそろその世界に送るね。準備はいい?」
「うん、いいよ!
ありがとう!神様、ミリア!
じゃあ、行ってきます!」
「「行ってらっしゃい、雪那」」
そういった途端、雪那の足元が光出し雪那は消えた―――
「「楽しんで来てね」」
その場は温かい雰囲気に包まれていた―――――――――
~おまけ~
「で、雪那をどこに送ったのかしら?」
「【スイット王国】だよ」
「え!今、雪がいっぱい降ってるところじゃない!?
普通今暖かい【レミット共和国】に送るんじゃないの!?」「だって、暖かいところじゃ詰まらないじゃないか!
それに俺も雪好きだしな!」ブチッ
「しょうこりもなく、“また”雪ですって……いい加減にしろよ、あなたお仕置き決定ね」
「え、いや待て話せばわかる💦落ち着けって!な、なあ?」
「問答無用!」
「う、うわ!待てって!」
「あなたのせいで雪那に構って貰えなかったじゃない!」「いや、それは八つ当たり……ちょっ……………………………………………………………ぎやぁぁぁあぁぁあー!」
その日1日中その場に悲鳴が響いていた――――――――
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