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「‘あいつ’愛用の手裏剣だ……………………………………って、コスプレじゃないから!!間違えないで!」
「なんかその手裏剣に紙が貼り付いてるよ、コスプレさん。」
「無視なのね……まぁいいや……とりあえず見るか
なになに………………………【あなたへ
なに叩いてるのかしら? しばくぞ、こら!?
妻より 】……………………………………ヒ!すみません!」
「どうしたの?」
「いや……ちょっと‘あいつ’がほっときぱなしにしてたから怒っているだけさ💦
あとで機嫌直しに行くから気にしなくても大丈夫だよ。」
「ふーん、分かった。」
「そうそう。
(‘あいつ’が怒っているのは一人で会いに行ったからなんて言えないからな💧……
それにしてもあいつもあいつだよ、苛ついてるからってなにも手裏剣投げなくてもいいじゃないか……だからあいつはがさつ者って言われるん)」
ドガッ
「うっ」
青年はバタンと倒れ気絶した
今度は青年の頭に大きめの“本棚”がぶつかった。
また、その本棚にも紙がはってあり、【何を考えているのかしら?ぶったおすわよ?】と書かれていた―――――――――
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