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初説明
この世界は天界、地上界、魔界に分かれている。天界は大気圏の下にあり、地上界からは光学迷彩により見えなくなっている。魔界は地上界の地下深くにありマントルの上にある。いずれも地上界にはあまり深く干渉せず、生きてきた。しかしある時、エネルギー不足により土地を争う天地魔界大戦が起きた。その戦いは100年に渡り続き、自然は朽ち果て、食料も減り、たくさんの命が散っていった。そんな時、地上界にとある力を持った4人が現れた。4人はそれぞれが聖獣を従え、天使にも悪魔にも勝る力を持っていた。ある時、4人は東西南北に分かれ神社を作り、結界を張った。そして、その中心に核を通る一本の柱、トワイライトピラーを作ったのだ。これにより、核のエネルギーが全ての世界に平等に行き交うようになりエネルギー不足は改善された。そして、それぞれの世界にエネルギーを調整するための楔、すなわち3つの槍を作ったのだ。天界には邪を滅する槍 神槍グングニール、地上界には変幻自在に姿が変わる槍 変槍ロンギヌス、魔界には全てを貫き滅する槍 壊槍ゲイボルグを置いた。それぞれが強大な力を持っており、エネルギーを貯蓄するタンクの役割を担っていた。大地には自然が戻り、地形も元通りになった。そして、三界には不思議な能力を持つ者が大量に現れてきた。天界には神装天器、地上界には魔装錬器、魔界には破装壊器という武器の具現化が起こるようになった。そして、年に一回最強の武装王を決める戦い、A1グランプリが地上界にて執り行われるようになった。こうして、世界に戦争をする必要が無くなり、この永遠が続くように思われた。
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