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「すみません。お邪魔してもいいんですか?」
私が訊くと、弘文は先程までとは違って穏やかに言う。
「わざわざ来たんでしょうから、どうぞ入ってください。散らかってますけど」
「じゃあ、お言葉に甘えて少しだけ失礼します」
美弥と志保子も「失礼します」「お邪魔します」と言いながら、私たちはリビングまで進んだ。
リビングはすっきりと綺麗で、散らかってなかった。
私たち三人はソファーに並んで腰を下ろし、弘文が訊ねる。
「お茶とコーヒー、どちらがいいですか?」
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