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僕は林の中に入っていき、宴が聞こえない所まで歩き、木を背にし座った
魔識(やっちまったな)
僕は心の中で後悔していた
魔識(全く我ながら情けないな。しばらくは戻れそうにもないな)
魔識「ああもう、最悪だ」
僕は、大きな声を出した
???「随分、苛立っていますね。」
魔識「咲夜さん。」
背後から声をかけてきたのは咲夜だった。
魔識「はは、恥ずかしい所を見られたと言うべきなのかな」
咲夜「私は何も見ていません。」
咲夜は僕が背にしている木の後ろから話している。
咲夜「魔識さん。全て話してくれませんか?」
僕は、少し迷ったが全てを話す決心をした。
魔識「正直、無粋な奴らはほっとけば良いと思ってました。でもさすがにあそこまで、言われたら黙っていられなかったんです。」
咲夜「魔識さん。幻想郷がどんな所か聞きましたか?」
魔識「人間やら妖怪等が住んでいるって魔理沙さんから聞きました。」
咲夜「ええ。そうです、ではここで1つお嬢様方は吸血鬼なのです。」
魔識「吸血鬼って、あの吸血鬼?」
咲夜「はい、あの吸血鬼です。」
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