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振り返ると、そこには巫女らしき女の子が立っていた。彼女が巫女らしきと言うのは、理由がある。確かに、巫女の衣装を着ているのだが、頭にリボンがあるのだ。
魔識(コスプレ?)
僕は悩んでいた。
???「ちょっと、聞いてるの?」
女の子は、少し声を大きくして言った。
魔識「ああ、すみません。少し考えて事してました。ええと」
???「私は、この博麗神社の巫女の、博麗霊夢よ。あなたは?」
魔識「僕は、零崎魔識と言います。博麗さん」
霊夢「霊夢で良いわよ。所で、あなたどうしてここにいるのかしら?」
魔識「え?只の参拝ですけど」
霊夢「そうじゃなくて、どうしてこちら側に来てるのかって意味」
霊夢さんと言う、巫女さんの言っている事は、分からない。『こちら側』と言うのも分からない。それに、京都に『博麗神社』って無かったはずだ。何だか、頭が混乱してきた。
???「霊夢、そんな言い方だと余計、混乱するだけだせ。」
悩んでいたら、突如、声が聞こえてきて、声のする方へ視線を向けると、空から箒に乗った、女の子が降りてきた。
???「きちんと、説明してやらないと折角の参拝客が逃げるだろ?」
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