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咲夜は魔識の所から戻ってくるとレミリアの横に座った。
レミリア「随分と、話していたわね。」
咲夜「申し訳ありません。お嬢様。」
咲夜は頭を下げた。
レミリア「別に構わないわ。彼はどうだったかしら?」
咲夜「後悔している感じでしたが、心配はありません。」
レミリア「そう」
レミリアは静かにそう言った後、咲夜が出てきた林の方を見ていた。
魔識(そろそろ戻るか。)
魔識は咲夜が戻ってから、20分ぐらいしてから戻り始めた。
魔識が林から戻ってくると、フランや魔理沙等、彼を心配していた者が近寄って来た。
その中にはアリスの姿もあり、恥ずかしそうな顔をしながら、手を出してきて仲直りの握手をした。
また、射命丸文の姿もあり、先程の無礼を謝っており、魔識もまた謝っている。そんな姿をレミリアは横目で見ていた。
魔識が戻ってきた事で、花火の続きが始まった。空には花火が再び舞った。
花火を打ち上げていく内に皆、テンションが上がっていき、宴会は盛り上がった。
魔理沙「よし、次はこいつを上げるぜ」
そう言った魔理沙は、どでかい花火玉を打ち上げようとしていた。
魔識は青ざめていた。なぜなら店の人に
「打ち上げる時は周りに気を付けろよ。大分、大きな音が出るからな」
魔識「まり・・・・・」
ドーーーーーーーーーーーーーーン
魔識は意識が遠退いた。
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