不夜の街

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「ヘイヘイヘーイ!!ちょっと疎外感感じちゃってる今の俺ー、寂しいと爆発すっかもよー、なに日常スタートさせてんだよ君ら、説明あんだろー?此処に来たからこそ話せるシークレットな話しよーぜぇ」 「あぁ、そうだな、いつ幻獣が現れるかわからないんだ、先に話しておこう……チョコもこっちに来てくれ」 壱丸さんて何歳なんだろ?俺より少し上に見えるけど……チョコ先生より大人にも、チョコ先生が幼いのか?精神年齢的に すぐにチョコ先生は自分のマグカップを持ってカウンターから出る ラウンジのテーブル席に向かい合わせで座ってる志乃ちゃんと八重ちゃんのトコへ 俺はカウンター席から動かず壱丸さんは隣に車椅子で、ゾッキーはピアノの椅子 バラバラだ、今から大事な話をする様には見えない 「何から話そうか……そうだ、ジョージ君が入った理由は?望みなんかあるかな?」 「暇だから?あとチョコ先生が美人で可愛い正直者だったから」 「やめてってソレ、千晶ー、ジョージ君に得意の腹芸は通用しないわよ~……な、何?どうしたのシィちゃん」 「私は至って普通です」 腹芸?初めて聞いたな……メタボな人がお腹に絵を描いて踊るアレ?足無いクセに無茶しやがって 「あぁ……腹芸と言うのは取引する上での駆け引きの技術と言うか……あまり良い意味ではないね、ズル賢い人を腹が黒いとも言うんだよ」 「あぁ、なる……んじゃ腹を割るって切腹じゃないのか」 「心を開いて話すって事だよ、難しいかい?」 「ニュアンスは理解したよ、大丈夫……俺の日本語って変?」 「変なコトないぞジョージ、ほぼ完璧だ、なぁ八重」 「う、うん……」 良かった、学校でとんでもないない事とかは言ってないなきっと 「んだ?日本語怪しいのかよ、大丈夫かぁ?……討伐中に意味通じねぇとか無しだぞお前、だいたい外人は態度デケくて気に入らねぇよ……デーブ・スペクター並みに日本に詳しくなってから来いやって思わねぇ?」 「お、日本のヘルズ・エンジェルズ君……君は有名人のウィルに似てるなぁ」
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