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「まぁ……八重の様な幻獣はストーリー型、これに多いのは特性、ウィークポイントもストーリーに乗っ取ってる場合が多い……八重は人が驚く姿が好きだし見ると元気になる……だからさっき驚かそうとしたが失敗したようだ……卵形の顔と記述があるからか丸い物が好き……魂に関係するストーリーだからか破魔属性のアートマに化晶する」
「そ、たぶんなんだけど八重ちゃんよりも格と言うかレベルが低い幻獣なら約50%の確率で即死、矢は八重ちゃんが補助してくれれば纏め打ち可能、多少のホーミング機能もある」
「スゲェエエエエ!!八重ちゃんカッケェエエエ!!八重ちゃん!!八重ちゃん!!八重ちゃん!!」
「優秀って言ったでしょ、対幻獣戦に置いてはウチのポイントゲッターね……だから驚かされたらちゃんと驚いてあげるよーに」
そうか……しっかり驚いてあげなくては……しかしスゲェ高性能のっぺら坊だ、小豆洗いと油すましへの期待も高まるな
「八重をアートマ化して使う為には八重本人から直接アートマ名を聞く必要がある、契約みたいな物だよ……八重、彼は合格かな?」
壱丸さんに問いかけられる八重ちゃん、ジッと俺を見つめ、コクンと頷いてくれた
「……や、優しく…して下さい」
「ちょ!!コーヒー漏れてる!!ティッシュティッシュ!!何やってんのよジョージ君!!」
「何を考えたお前!!ジョージ!!やはり可愛いからか!!可愛いが強いのか!!」
「だってしょうがないじゃない!!なるって普通!!強制ロリ属性付与イベントか!!」
「あ、あの……私のアートマ……【heartless panther】(冷酷な殺し屋)です……」
何か最初の八重ちゃんのイメージからドンドン遠ざかってくわ……ハートレスパンサー
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