10人が本棚に入れています
本棚に追加
昼になり、シルヴィアはまだもどってこない。
「僕、そんなに酷いこといってましたか?」
僕は隣りにいる名はたしか……アッシュ?…………………………。なんでしたか忘れました。
「おい、忘れんな俺はアッシュ・ブレイクだ、こっちがパルのエーコだ」
「知ってます」
そして一秒間の沈黙、エーコはご飯に手をつけていた。
「な、なぁお前もしかして俺だけを忘れてたのか?」
「うん!!!!!」
元気のいい返事とともに笑顔を受けたアッシュは少し一歩後退った。
「冗談ですよ、ただアッシュの反応が面白かったから少しからかい過ぎました。」
「そ、そうなのか」
そんな二人の仲は外部の人から見ても仲がいいように見える、実際そうであるし、その二人、いや三人が描かれた絵は美術館に行ってもそうないだろう。
突然、食堂にざわめきが訪れた。原因はハク自身に関係するだろう。そう、食堂の入り口にシルヴィアが立ってたからだ。
「ハク、お前は放課後、私に付き合ってもらう」
その瞬間、食堂では、多い乗る拍手と声が発っせられた。
「な、なんだ何が可笑しいのだ」
シルヴィアは自分が言った言葉に自覚持ってないのか、それとも、このことに予想外だったのかシルヴィアは顔を真っ赤にしながら言葉を続けた。
「絶対に来るのだ絶対の絶対だ、忘れたら赦さん分かったな」
それだけ言うと去ってしまった。
さて、どうしたものかと思いながらアッシュと顔を合わせた。
それからアッシュは頑張れよと声を掛けて去っていった。
結局のところハクはシルヴィアの言ったことを無視してそのまま寮に戻った。
ー夜ー
「なぁコゼット」
「なんですか姫様」
「なぜあいつは来ないのだ?」
「何故でしょう?」
そう、ハクが寮に帰ったことによりシルヴィアとコゼットは校門の前に立っていた。
シルヴィアは足はガクガクしており、怒っているより怖がっているとしか思えない。
一方、ハクの方はアッシュと話していた。
最初のコメントを投稿しよう!