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それは俺が産まれる時の不思議な出来事
2月18日23時の頃の事だったそうです
母は俺を産むために入院していました
そんなある日、突如陣痛が母を襲いました
母は分娩室へ運び込まれ、たまたま父方の祖母が見舞いに来ていたので自宅へ電話を掛けました
すぐ電話に出たのは一緒に暮らしていた父方の祖父でした
祖母は事情を説明しました
そして数10分後、駆けつけたのは祖父だけでした
祖父によると「かなり酔っ払っていて全然起きねーから置き手紙して一人できた」との事
大の酒好きな父にとっては珍しくなく、酔いつぶれるとまったく起きないのです
祖母は「仕方がない…」と一人で立ち会ったそうです
それから数分後の事でした
父が突然血相を変えて母のもとへ駆け込んできたそうです
父は酔いが完全に消えたかのように呼吸を荒げ目を見開き、汗だくだったそうです
そして父は何とか出産に間に合ったそうです
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